滝川昌之のお気に入りの歌一覧
恣翁
冷え冷えと しゃがめる雪駄の表にさへ 沁みぬるまでに降る小糠雨
19
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幸子
持病薬飲み忘れても痩せるというあやしいサプリついぞ忘れず
23
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秋日好
自画像に近いと言いつつ年齢をサバよんだことすっかり忘れて
11
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舞
朝毎にこの駅で乗り終えてまたこの駅に降るまた今日も過ぐ
5
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び わ
金曜の朝の食事はレストラン家内の負担少しは減るかも
8
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秋日好
畏敬はいい委縮はいけない天災の中の人災見逃さなければ
18
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とくさんでーす
気にる子ライン待ちつつ過ごす夜は幸せ一つ噛みしめながら
3
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KEN
ともに鳴きつがひの夏鳥發つ音に茅の穗搖れる忘れ水かな
22
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夢士
列島は高熱発し身をよじるこの先のこと神のみぞ知る
16
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夢士
災害を渡りに船と見え透いた目くらまし掛け海外逃避
13
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千映
マンホールさくらももこの郷土愛描いたまる子は今日も元気よ
17
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内ノ邑
松蟲のこゑかきけすや雨つこゑいかで聞かむと待ちける夜を
4
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荒野のペンギン
逝きし子の辛さ悲しみ気付けずに最後の言の葉「おかん、ごめんな」
13
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詠み人知らず
黄金のきせきのひとかけ食む犬の思慮のふかさと太刀尾のするどさ
7
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つちだゆういち
空港で出会いと別れ交差する笑い合う人涙する人
11
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山崎ふゆ彦
秋の日の明治のにぎわい想いつつ駿河の駅前ひとり佇む
6
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千百
罪のない 少女の口端に のぼるだけの 架空の生物 我が家に登場
5
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詠み人知らず
ひかりあたるクラゲのようだ色水をまぶしくきれいと信じたいとき
8
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可不可
食べ歩きスマホ娘とぷつかって 私の胸はカラフルアート
8
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詠み人知らず
病名地球温暖化症候群日本列島面会謝絶
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