詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
夢士
庭隅の古株に咲し沈丁花一枝手折り仏間に手向け
17
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灰色猫
夏の夜に星間飛行す鉄道に轢死されゆく哀しきオリオン
21
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灰色猫
芹川の欅並木に大樹あり父が名付けし開国の樹
25
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灰色猫
豊饒な大地に産まれし餓鬼ぼっち飢えることなく水神となる
23
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まあさ
お仕事も 生きゆくことも 日々精進 ゆっくりしっかり 本気で紡ぐ
22
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inosann
竹細工とんぼのように風に乗る口ばし一点ささえとしながら
21
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詠み人知らず
称賛も 自信のなさが上回り 上書きするから残らぬ言葉
18
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詠み人知らず
見上ぐれば 心慰む歌聞こゆ 嬉し泪に漂ふ子猿
14
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詠み人知らず
頤に花掬ふごと 手を添へて近づける君 脣を待つ
16
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石川順一
前日に知らせて欲しい掃除する主体は何時も急襲気味で
13
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へし切
遠き日の面影うかぶ沈丁花 君が夢路の夜思ふ花
26
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工藤吉生
スーパーを出れば夜空の冷え込みのヘッドライトの風のしずけさ
5
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恣翁
手弱女の後れ毛 眺めし枕辺に けふ聞く 薬煎ずる音を
17
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リクシアナ
うめ咲けば浮かれうさぎの歌会で鶯うたう声うららかに
23
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石川順一
満々と水が満ちれば零れたりだから水替え嫌いに成れり
8
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コーヤ
うららかな春の陽射しに蕗の薹花のガク開け白の微笑み
23
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コーヤ
輝いた笑みと語らう梅林の漂う香りに心もほどけ
17
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たみお
焦らずに 時が来るのを じっと待ち 綺麗に咲こう 徒花でなく
14
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たみお
数年に 一度くらいは 「死にたい」と 思ったところで 何が悪いの
8
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滝川昌之
不合格 第二志望に行くと言う 前向く君の背をそっと抱く
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