詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
秋日好
日本人は何で死ぬんだ恒例のケーキを食べて毒魚食べて
14
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恣翁
砂埃 黄色く巻き上げ 空風は 冷たき街を染め 濁しけり
23
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舞
雪降るに降るにまかせて地蔵立つ人もあら無き深山の里に
14
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コタロー
初仕事出會ふ職場の仲間には冴えぬ話を一つ手土産
10
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コタロー
初仕事氣合ひを込めず來年の正月までのカウントダウン
6
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詠み人知らず
貧しさは負けなかったが病気には勝てなかったと静かに雪は
21
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桜枝巧
十九の少女の殻は置いていく私が私として在れるよう
9
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秋日好
十二夜に性差齢の差地位の差を逆転しての恋物語
11
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秋日好
何故きみは対角線に眠るのかキング・サイズを占領し切って
15
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新座の迷い人
妻危篤 何して良きか 分からずに なす術もなく 呼びかけるのみ
20
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藍子
年末も年始も無くて病院の父の寝顔を見ている毎日
20
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滝川昌之
最後だと決めて差し出すお年玉 卒業証書渡すみたいに
20
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へし切
初凧を揚げて喜ぶひと年のしあわせ願ひ 吾 見上げたり
19
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石川順一
雨が降り満月隠す雲幾重スーパームーンの噂も虚し
12
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千野鶴子
気になってついついいじって血が滲む指のささくれも心のそれも
6
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横井 信
増してゆく 鳥のざわめき あかね色 新たな年の 期待と不安
12
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千映
新年の二日目公園子の声が響かぬ寂し花だけの時
10
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只野ハル
二日目の夜に冷めた気分で温いビールを飲みながら時間をつぶす
2
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詠み人知らず
消さないで抱きしめはぜる一念の数えきれないよろこびの音
9
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詠み人知らず
古民家の倉の臭いがするお獅子我が家の天守に笑顔でまします
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