あふひ*・○・*のお気に入りの歌一覧
恣翁
燃えさしの燐寸の 水に消ゆる音の耳につくほど 静寂ぞ深き
21
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芳立
紅茶派の君のつたないコーヒーがなににも勝る残業手当
41
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芳立
しやらしやらと銀杏おち葉をふみしめてゆく足音もこがね色かな
7
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詠み人知らず
これよりか歌種紬 冬眠で春の来るまで一眠りです
5
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灰色猫
牛舎から 勝手に出てゆき 草を食み 勝手に戻る 賢い牛たち
17
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矢車菊
少しずつ秋の別れは濾過されて星のきれいな冬を迎える
28
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葱りんと
しっとりと 恋人つなぎで 繋ぐ手に 霜月の雨 冷たく暖か
12
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本能寺
うれしやな 胸に積もりし日々の澱 溶かしてくれる うたのわの友
15
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まぽりん
寄る辺なみ風のまにまに流るらむ身はうき舟の世を渡りつつ
24
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野々花
父母の墓石に供えていったのは人か小鳥か赤い実ふたつ
22
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村上 喬
さよならを奇麗に言えたら素敵ねと囁く君は憂いを纏う
31
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恣翁
右の手の人差し指と中指で 軽く交互に卓を叩けり
12
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大さん
はじまりに終わりを見てた いつの日か濁った水は澄んでいくのか?
30
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村上 喬
戸惑いの二つの夜は溶け合って背中合わせに朝を迎える
59
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灰色猫
眠れない 一人の夜に 包まれて 水の音色に 耳を澄ませる
30
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本能寺
三日月を伴に歩けば冷え冷えと 夜風吹くなりきぬかけの路
21
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只野ハル
日曜日車椅子二台はあれど一人で押せずに家にいる日
20
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詠み人知らず
一年を隔てて父が集めたる 正月にさえ 帰らぬ家族
23
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コーヤ
移りゆく季節の彩り花もまた楽しみつ過ぎ心豊かに
16
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大さん
寒いのは心のせいと知るゆえに 暖まるすべ探す夕暮れ
29
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