加祢のお気に入りの歌一覧
浅草大将
箱鳥も木瀬のみなとの名は知らじ花の砺波の関もりと来ば
15
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ほたる
花びらと一緒に沈みゆく春の倦怠とろりハチミツの瓶
5
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まるたまる
ふたりきり見つめあったり笑ったりミヤコワスレの咲く丘の上
6
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ほたる
後ろから不意に抱きしめられるのは最上級のラブだと思う
14
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聴雨
久方の雲ひとつなき蒼穹にたち添ふけさの木蓮の白
13
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falcon
春たつも軒の雫の音たへて雪になりける朝の雨かな
9
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逢
まちがいは消すためにあるものじゃない もうホワイトは引かないでおく
25
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舞
北国に花待つ君の春如何に雪も無き街こぬか雨降る
17
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詠み人知らず
強風に倒れし今朝のジンチョウゲ起こせば強き香りを立てる
20
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詠み人知らず
手作りのポンチョはおりて出かければ気分はなやぎ足取りかろし
5
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詠み人知らず
呼ばれたるような気がしてふりむけはチューリップのつぼみ開きはじむ
13
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詠み人知らず
真っすぐに目を見て話す人柄に責められ逃げ場失い黙る
13
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白亜
もし貴方がいつか静かに去る日がきても 色褪せないよ、オレンジインク
10
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白亜
書き留めた三十一の文字たちは 静かに鼓動を響かせている
9
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ほたる
見せかけの君のポーズの裏側を見ないでおこう桜が咲くから
7
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光源氏
ひさかたの君が涙を見つめなばいとどあはれと濡れましものを
8
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ほたる
春愁の午後に身体の真ん中で灯るあかりを何と名付ける
15
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ほたる
アイデンティティー隠したいからマスクする君たちの目は誰の目ですか
11
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みずたまり
流し場で青菜を刻む日常の平穏に打たれ涙こぼるる
9
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みずたまり
われを見て朝の海のごと爽やかと言ひし祖母のためかくあらまほし
9
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