三沢左右のお気に入りの歌一覧
ゆみうさ
赤い潮みちみちる海やわらかい港にそっと入ってきてね
10
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たんぽぽすずめ。
行く末は廃れぬ食の業に就き笑顔を貰ひ生きて行きたし
13
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浅草大将
そを見れば誰かまがきの島と言ふ咲くは隔てをしら菊の花
15
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芳立
帰らざるむかしの影とおぼゆれどわがゆくすゑに母はありけり
10
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緋色
手のひらに収まる程の嘘でやるキャッチボールが結構好きだ
16
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聴雨
朝まだきゆふべの露をたづさへて吐息ゆかしき白菊の花
10
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河のほとり
秋風に添ひてばいつか行き逢はむ空にかなしき心ばかりに
9
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聴雨
うち偲びふともれいづる忘れ音の眺めのすゑに流るる思ひ
11
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白亜
あなたのためのマニキュア ためらえば苺シロップみたいに零れ落ち
5
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はな
ありふれたヒットソングの歌詞みたく陳腐でいいから、想ってほしい
13
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陽だまり
あなたの目誰を追うのかわかるほど私もあなたを追っていました
6
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恣翁
清しき夜 高き天より 露墜ちぬ 蓮の台に 定まらずして
29
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舞
舞い出でる神の真庭の神楽舞舞えよ踊れよ ひとよの内に
8
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聴雨
降り初むる雨に心は奪はれて今詠みかけの歌をうしなふ
26
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ゆみうさ
純白のトイレットペーパーからころと引き出すうちにきみを忘れる
8
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紫草
君からの好きの言葉を集めては マフラー編んで寒さ凌ぐの
11
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詠み人知らず
紅燃ゆるコキアを撫ぜるゆうるりと床屋になったみたいな気分
5
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詠み人知らず
行秋に手繰る吾身の出来事や小さきなりともあれやこれやも
6
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白亜
返信が届くまでどこかが欠けてる。さみしい夜に慣れさせないで
9
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ほたる
おりの中 初めて知った名のツルが遠くを見ていた赤い目をして
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