垂々のお気に入りの歌一覧
只野ハル
階上の君の窓辺にともる灯を少し明るく夜景に描く
14
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ほたる
桜咲けば胸いっぱいに潮満ちてこぼれた後にはぬるいコーヒー
10
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加祢
絡まりし思いもすうっと引いてゆく氷枕の心地よきこと
21
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詠み人知らず
連絡が無いのは良い知らせじゃなく、今は一人にさせろ、ってこと。
5
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栞
足跡が残ってしまう雪の朝きみはわたしに会いに来れない
9
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小池真
一輪の ただ一輪の寒椿 どうして春を待たずに咲くか
4
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まるたまる
「細」なんて言葉私は大嫌い八つ当たりしても歌は詠めない
10
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芳立
細雪細きまつ毛にとどめかねとくる涙の君ぞ細しき
15
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薫智
この想いたとえ幻想だとしてもきっと叶えてみせると信じ
6
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薫智
蜂の巣にされるくらいに弱点を見つめていこう素直になろう
9
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薫智
もう二度と失うことがないように君に伝える僕の軌跡を
5
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シュンイチ
あいまいな返事ひとつがおかしくてぼくらは笑うまた雪になる
11
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只野ハル
申し合わせたように子どもの靴跡のある家の前に雪だるま
6
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きりあ
恙無く一日を終え町の灯のひとつを消しさる自分の手で
15
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悠々
笑みたまふ母のをもかげなつかしく呼べど應へのなきぞかなしき
23
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まるたまる
曖昧な関係のまま確実に近づいている二人の心
12
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只野ハル
参道の木々の下行く雪おどし避けて通れど濡れる足元
9
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しらたき
朝を行く貨物列車の継ぎ目から射した陽かりはストロボのごと
8
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しらたき
ぷっつり と切れて1年経っちゃえばあんな言葉もペラペラになる
3
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山本克夫
何れダウンジャケットの形をして優しく被う背中に出逢う
4
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