ころすけのお気に入りの歌一覧
聴雨
朧月すずりに浮かべ書にむかふ白をうめゆくほのかな静寂
30
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聴雨
行く春を日がな一日君追ひてたとへば画面もすり抜けてゆく
16
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聴雨
おぼろ夜の月の瞳にふたたびの巡れる春を祈りておくる
13
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浅草大将
春惜しみ花のあとより散る花は霞にまがふ八重のやまぶき
15
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島祝
千早振る神代も聞かず選人の旅にも侍るくもいの藏人
14
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聴雨
昨夜の雨やへに残れる窓辺にてけふ九重に墨の香をきく
15
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薫智
はにかんで年齢示す君の指しゃぶってたのか赤く染まって
14
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十六夜
あなた宛て 送信ボタン 押したあと後悔しても もう手遅れで
5
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庭鳥
君の声だけが響くのなぜかなあ他の人にも響いてるかな
8
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まるたまる
昨夜より仕込みしチキンカレー煮るなにか足りない君が足りない
20
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紫苑
詰草のとおき記憶を辿りゆきわれも一荷の植物となる
11
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悠々
ひとひとり殺めし夜のはるあらし明日はわがみに吹かぬものかは
23
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水葉
萌初める春の緑を風さらう黄色き花の曲ぞ乱るる
5
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羽
春という本のはじめのページには飛行機雲のしおりをはさむ
34
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ケンイチ
TLを抜ければ午後は終わらずに菜の花畑を吹く風として
11
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詠み人知らず
この年も古代の米を土にまきバケツに育て豐作祈りし
12
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悠々
汝が身より溢れし罪ぞにほひたつ祈らばぬぐひ水に流さむ
17
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薫智
楔打ち心に痛み与えてく自分の罪を忘れぬように
11
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光源氏
花水木清らかな水で育ちたる人の心と重ね合はせん
42
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詠み人知らず
新緑のかげに楓が薄紅の眞珠のごとき花さかせをり
16
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