庭鳥のお気に入りの歌一覧
ねずみ
赤子抱き ゴミだすパパの 周りには人妻群れて お株も上がる
2
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栞(しおり)
アルコール消毒してもこの体 綺麗にならず火照っていくだけ
2
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只野ハル
誤ったプログラムを上書きし壊れたロボットに頭を垂れる
6
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詠み人知らず
明日、僕は二十歳になるよ。永遠の女子高生な君と違って、
4
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聴雨
闇の世を花道に変えた一枚の内定通知はモノクロでした
16
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栞(しおり)
「嫌いではない」と「好き」との間には広くて深い川があるのだ
5
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げしゅと
二日後のメールにしては「髪型が似合っていたね」じゃきまりが悪い
1
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紫苑
雲の切れ身あらはるるを知りもせで月ぼんやりと踞りけり
18
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みなみぐち
最近はどう?と言うのも不自然でわたしとあなたはあちらとこちら
12
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みなみぐち
構内のトイレの横で待つキミはなんだかちょっとカッコつけてた
3
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詠み人知らず
手折られるほど弱くない芍薬が愛の重みを受け止めて散る
18
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浅草大将
幾そたびソーダの泡にしづめしか積み荷ぞ重きわが貨物船
5
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紫苑
映り込む街明かりごと抱かれて桜木町の海におぼるる
3
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百花(ももか)
窓を開けて一夜をともにした蚊との別れ後朝の歌を詠もう
3
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在原紀之
打ち水のいと涼しきや梅雨晴れの夏に至ると名の付く日かな
12
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メガネ
千年も生けると伝ふ大木に小さき子らの願ひ並びぬ
15
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ほたる
車内では七人掛けの六人がインターネットに侵されている
10
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銀
なにもないなにかあるかと探すたび結局「爪がきれいね」止まり
2
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只野ハル
今日が夏至またグーグルのロゴで知る社パソ立ち上げ暗い机で
4
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悠々
夜ノ底三十一文字ノ歌声ガ聞コヘテ来ルヨ独リジャナイヨ
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