凌霄花のお気に入りの歌一覧
へし切
春あさき 雨水過ぎたと草も木も 「もういいかい」と お日様に問ふ
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ななかまど
南風が吹く後には氷雨降る二月年々歳々花相似たり
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滝川昌之
出社してもう帰りたいそんな日に見る引き出しの家族写真よ
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詠み人知らず
悲しみの春雨零る友の生にご母堂の愛慈雨となれりを
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茂作
はらからの墓弔へば知らぬ間に 花添へてあり印旛の里に
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滝川昌之
ほとんどが間伐材の俺たちさ出世するのは同期に一人
18
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ななかまど
先人の粒々辛苦が消えてゆく棚田を守る田の神さみし
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茂作
身にしみて冷たかりけり今日の雪 咲くを悔やむや白梅の花
17
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詠み人知らず
雰囲気でチョコラッピングときめいてふざけ合ってたふたり気まずく
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へし切
憂きことを何かは言ふにも甲斐なしと知る知るありしながら亦言ふ
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御宿川蝉
春立てど 夜空冴えざえ澄みわたり 望月影の煌々たるを
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横井 信
里山の梅のつぼみも膨らんで残り少ない休日の午後
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滝川昌之
鉢植えの桃がほころびご近所の眼が留まり来て下町の春
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へし切
「サクラサク」の便りとどけと 受験生 一足早き 春を待ちわぶ
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ななかまど
冷えたればときめき目覚む和菓子屋の今川焼きのひかる銅板
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滝川昌之
スーツ用時計をちょっとカジュアルに今年は転機 春、初期微動
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横井 信
ただ流れ戻らぬ川の水にさえうつる二月の澄んだ青空
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茂作
枯れ庭の初の緑りや蕗の薹 摘みていかまし子に食はさんと
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詠み人知らず
ひたひたとみぎはに寄せて連れゆかれふと離りてや何処か迷ふ
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へし切
ほのぼのと朝の陽はさす 休日の老いの寝覚めの 後の二度寝に
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