音弥のお気に入りの歌一覧
里香
砂浜を 覆うばかりに 軽石の 黒ぞつもりて 重荷となりぬる
11
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詠み人知らず
秋風が 鼻先擽り 気持ちよく 微熱を冷やす 月のない空
8
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橘
予防線おのれはしっかり張りながら他のプライバシー犯して恥じず
12
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葛城
秋冬の必須アイテム葛城のハンチング乘せ車とデート
8
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ひげじぃ
有明の霜立つ庭の薄衣 息白くして腕撫し合いき
9
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朝比奈
二種類の無言の友を室内へオージープランツ冬越しとなり
10
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ryotak
来たる死は、まつほの浦の夕なぎに焼くや藻塩の、身も灰となす
11
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葛城
妻戀ひの鹿の鳴きゆく野を籠めて白き荻花の闇に舞ふ夜
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朝比奈
お宝が庭の木の葉にあるならば我は富みたる身なるべきをや
11
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さいおん
振那為乃 日雖過去 幾十度 地響苗尓 人波苦茂
7
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名鈴
競ふがに 鳴き返りぬる きりぎりす 止むるは恋の 叶ひたりけむ
11
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茂作
秋本番ブラックホールに通ず天 宇宙の果てまで心は屆く
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葛城
伸び伸びと大屈伸の寢床にて足のつりたり寒き曉闇
12
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朝比奈
未だ青き楓ふき染め雁渡し南下するべし秋を仕舞いて
13
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名鈴
朝月夜 真赭の薄も さ寝ぬらし しげくも露を 置きて伏したり
13
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名鈴
赤ら引く 肌になりけり 一度も 日に当てざりし 白きこの身の
11
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朝比奈
朝焼けを半睡の目に掬い入れ一日の始めの湯浴みへ向かう
16
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葛城
幾疋も巨大な龍が舞ひ上がり慘憺たるもの人の棲み處は
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名鈴
人の心 浮き立たするは 数あれど うち寛がする 家こそ良けれ
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へし切
年ふればふるさと遠くなりにけり 如何に在ませし老いし母刀自
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