さいおんのお気に入りの歌一覧
敦希
過ちに悔やむ泪は乾いたか 腫れ瞼の面 戒めはまだ
15
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茂作
香が誘ひ遠廻りする夕まぐれ やがてぞ見ゆる白梅の花
18
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へし切
学校で納税は義務と習ったが議員は自由と大臣が言う
14
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夕桐
先驅けて雛にぼんぼり添へゆればやまぬ雪とて春しぐれかな
16
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茂作
おなじくは梅の花咲く春ながら うぐひすの聲聞かぬ寂しさ
17
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舞
蝶ひとり如月の夜に酔いて見る空をゆく夢羽は朽ちつつ
9
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痴光山
早春へ梅は寡黙に寄り添ひて はじける桜は春を酔はせる
7
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へし切
しとしとと冷たい雨が春をよぶ雨があがれば啓蟄のころ
14
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仙人の弟子
水仙の 残り香ほのか 天翔ける 夜風にのって 春は微笑む
9
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恣翁
雨音の繫き夜さへ静けくて 家人の帰国 待ちて幾夜か
11
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ななかまど
昼前にクロネコの来てヒヨドリもひもじそうなる凍てる冬の日
15
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滝川昌之
一度もう春の陽気を浴びたから戻った寒は二倍辛いね
17
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睡密堂
くれなゐの八重の椿の花首が落つまたとない晴れやかな日に
13
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白﨑さき
君と見たプラネタリウムから摘み取った黄色にひかる星のスパイス
11
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しきしま
咲く梅の色の千種に決めかねて香をのみぬすむ春の風かな
14
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只野ハル
借景の山に見馴れぬ樹が伸びて庭師独りで其を伐りに行く
4
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痴光山
白梅のさ枝に小黒き鳥の影うぐひすに成り済ませるや鵯
3
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狂い咲き
春なれば 花盛りなり 手折りなば心後られ 花散らずかも
3
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狂い咲き
寒き日を 桜花の 堪えければ春よ来まさね 人も堪へけれ
5
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舞
かけめぐり ほほ染む子らは かぜの香に さきがけて知る 春のきざしを
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