みをつくしのお気に入りの歌一覧
只野ハル
その月を君が見上げるその月を僕も見上げる君のようだと
8
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滝川昌之
見えるけど口は出さずに手も貸さず失敗させてはそこに寄り添う
14
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稲千代
ほろほろと傘を打ちたる秋雨の音をききつつ一人ありけり
8
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ななかまど
手にかけし林檎を愛する農人は多少のキズは玉にキズです
8
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ながさき
法華経の 一句なりとも 身で読みて 生死の海を 乗り越へ征かむ
11
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横井 信
ふらふらと秋の蝶舞う草むらで金木犀の香りに出会う
10
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秋日好
徳の無き殯宮に住む後家に笑いかけるな若き防人
11
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滝川昌之
ヘリウムガス吸ったがごとく裏返り第一声でどじるプレゼン
17
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ななかまど
ささいなり地球と家計にやさしくと妻は折りたりレジの袋を
13
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横井 信
夕焼けに染まる柿の実 揺れている秋風しみるあやしい記憶
13
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KEN
ひさかたの 月より舞ふと 覺えけり 夜一夜積もる 桂花匂へば
13
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村木美月
「逢いたい」と伝えられずにメールには一行送る「月が綺麗よ」
9
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横井 信
大空を仲間と共に渡りゆく鳥の背中に星は産まれる
11
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稲千代
秋の夜の道に響かふ虫の音にかさねて響む人々の音
10
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滝川昌之
身長が縮んでしまう程でかい荷物を部活の下級生らは
13
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森川
高き空 風爽やかな 秋の午後 陽だまりの中 猫もまどろむ
7
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ななかまど
畑には多すぎる水秋の雨触れたし土を蒼天のもと
11
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KEN
この秋を 留め縫ふかは 女郎蜘蛛 桂花の下枝 雨に冷えつつ
9
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宇佐木芙和子
しきしまのやまと心を求むれば愛でられずとも咲き誇る花
4
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宇佐木芙和子
熒惑の明々燃ゆる瞬きに指を翳さば紅玉の如し
6
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