名鈴のお気に入りの歌一覧
卓
山里の 荒地広がりあばら家は 柿の実なるも 住む人ぞなし
7
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ひげじぃ
手紙よりLINE飛びかう世にありて「かしこ」で括る便り待ちおり
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朝比奈
この先は週の始めも月末もやや戸惑いぬかもけじめなき身は
15
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灰色猫
君よりの文はすがらに宝玉に別れし君も同じからむや
15
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へし切
ひとり寝の 幾夜寝覚めぬ日日並べて 夜には百夜に 慣るるものかは
18
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舞
冬仕舞うリンゴ畑の木枯らしに独り農夫は木々を労る
11
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渡 弘道
言い訳を一つこじつけ燗つける一つが二つ時を重ねて
5
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茂作
打ち揃ひ冬を迎へる葱の兵 列を亂さず寒きに耐へよ
18
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KEN
冬ひなた 椿かがよひ 軻遇突智の 声と空耳 愛宕の社
12
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萱斎院
くれなゐの袖をぞみがく月さえて もみぢ葉をしむさをしかのこゑ
13
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横井 信
休日は歴史浪漫を紐解いてそっとかがやく下弦の月夜
10
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片井俊二
十二月東京駅前広場にはフラッシュに舞うウエディングドレス
3
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千映2
京の街まねき看板飾られて役者の名華やぐ過去と現代
5
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うすべに
風うらむ 今年最後の落ち葉掃き ちょっと淋しくほっと一息
7
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可不可
家飲 しかもセルフぢゃ進みさう 週末でもね サイドブレーキ
6
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へし切
恋しくて己が魂追ふ 冬の蝶 吾が身もおなじうつせみの命
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葛城
如何なる降る雪見ずに春となる年ありしがと眺め暮らしぬ
10
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恣翁
夕暮れに亡き子を待つか 寒くとも窓を放ちて視る庭の闇
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可不可
リタイアした歌人さん懐かしく 私もウタノワで年かさね
3
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夕夏
添い遂げてもこれ以上は近づけぬそんなあいだと君の位置づけ
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