螢子のお気に入りの歌一覧
ケンイチ
漲りし夏に名残りを覚えつつひときは清し外つ国の朝
15
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晴流奏
カナシミを組み込まれたる我が胸の時々割れて奏でる音色
5
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晴流奏
君想う夜は長くてどきどきの分だけ増えるひつじまたひつじ
3
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まるたまる
大丈夫怖がらなくていいんだよ心の隙間はみんな持ってる
20
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横雲
おちこちの露草の露払ひたり思ひ消すべき恋にやあらむ
8
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聴雨
雨落ちに天寿全うせし蝉の野辺の送りになづむ夕暮れ
9
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聴雨
まだ青き栗の実みつけ語り出す寡黙な人の記憶のひと日
20
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詩月恵
あなたにも聴こえてますか色のない風の囁き「ひとりじゃないよ」
10
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横雲
犬蓼に風立つ野辺の朝まだき色づく雲に何を問はまし
8
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横雲
秋草の花束ひとつ捧げたき今朝の思ひをいかに告げまし
13
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さくらこ
どうしようあてもなく膨らんでいく尖った人は近付かないで
2
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トーヤ
もう一度会えたとしたらこんな日にどんな言葉をかけるのでしょう
12
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聴雨
遠き夏ゆき交ひし時の旅人の記憶は淡く霧中に消ゆる
14
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三沢左右
ドリップのコーヒーが冷たくなって、夜中は残り3時間半
9
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紫苑
むらぎもの心ばかりに北の地の稔りあがなふ秋ひと日かな
15
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詠人不知
風鈴の一つ二つと鳴りおえて秋の訪ない爽やかさ知る
11
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薫智
過去形にできないままでいる僕に未来なんかは見えてなかった
6
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白亜
百粒は響きあひたり 陽のなかを 雲間にのぞく明日の空色
10
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白亜
たしかに小さな命ここにありしと無言の語り 琥珀の空蝉
16
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まるたまる
砂漠さばく心が酷く渇いてて次から次へジュースを飲んだ
9
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