朝野沙耶のお気に入りの歌一覧
横井 信
柔らかく土を潤す早春の雨降る朝に遅れた列車
12
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しらず
人の絶えたアスファルトの隅のアルミ缶蹴飛ばす春風ひとり練り歩く
3
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茂作
白梅の咲けども開かぬ引き雨戸 あるじ逝きぬと聞くはまことか
19
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狂い咲き
寒き日を 桜花の 堪えければ春よ来まさね 人も堪へけれ
5
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舞
かけめぐり ほほ染む子らは かぜの香に さきがけて知る 春のきざしを
11
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横井 信
ただぼーっと風を見ていた休日の南の空にのぞいた晴れ間
10
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茂作
蕗の薹苦味含めり春の香を 夕餉に添へて一日終はりぬ
14
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へし切
見まく欲り恋ひつつ待ちし梅の花 咲きてはみても成らずかもあらむ
17
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みそ
ねえもしも、僕が悪魔に憑かれたら ビール浴びせて そっと寝かせて。
6
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ななかまど
平和への出口非常口さがしても振りあげた拳おろす術なし
16
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滝川昌之
市役所のキッチンカーの出店の条件「地産」ナイス市役所
15
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桜田 武
反政権の統領立候補者へ「いちゃもん」露国と組長の異常
4
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横井 信
心地よく湯船に浸かる冬晴れの土と遊んだ休日の夜
14
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敦希
針穴を通そうと依る糸のよに貫くことだけ想い君に告げた
11
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桜田 武
孫の誕生日祝う妻の想いは産みの母にも劣らぬ深さ
9
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KEN
老ゆ母の退院せし夜 あづさ弓爪弾くやうに月は灯りぬ
15
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ななかまど
珈琲の香りを揺らす雪解かぜ今年の雪を振りかえる夕
12
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滝川昌之
梅園に鳥を観にゆく梅たちがその鳥一羽で引き立つのなら
15
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ハジメ
諦めず努力続け光り差す道は開ける夢は近づく
3
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横井 信
週末の疲れて帰るバス停でそっとそろえる感情の色
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