詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
秋日好
転調後余りに暗いと嫌ってたユーモレスクが鼻歌になる
17
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煩悩
百万のキリンが群れるサバンナが予感している大地の怒り
7
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詠み人知らず
桟を縫ふ糸筋のごと刺さりては 尻と託ち顔 晒す猫
7
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藍子
街路樹のけやきの緑その下に残されている名残り惜しき葉
17
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滝川昌之
間が悪く行ったばかりの急行を各駅で追う俺の人生
25
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詠み人知らず
仲悪しき女の先輩の間にて 見えざる火花掻い潜る日々
6
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詠み人知らず
誤まてば 無言の叱責こそ沁みけれ 叱られもせで尻拭かれにき
12
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コタロー
生ごみを荒らす鴉は電線で全て見極めネットを外す
5
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秋日好
採集し水槽に入れ野菜やり最後はニンジン、色透けるまで
10
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秋日好
急激にレパートリーが増えていく君の内側潤す 料理の
19
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恣翁
倦む碧に 柘榴の花ぞ 紅の火を吐き 烈しく眼を射たる
16
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滝川昌之
梅雨雲のメイクもせずにスッピンで青深めゆく若き夏空
21
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九條千鶴
下をむく人生なんてやめたいと萎んだ花に唇を噛む
7
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工藤吉生
無愛想だった郵便局員が今日はにこやか。その理由とは?
3
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亜貴
やさしさが欲しくなるのは あの日々をまだ少しだけ覚えてるせい
8
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亜貴
空いた穴と大体おんなじ形したピースがどこかに落ちてませんか
5
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秋日好
初めてが欲しいのならば手を引いて楓の作る優しい緑陰
12
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秋日好
携帯で何回開けば読めるのか三千文字を辿ってくれる
13
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藍子
通勤の列車の中で見るスマホ隣を覗くと同じ画面か
11
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内藤芽亞
僕のまへ浮島のよに現れた君の顏へと旗を刺したい
5
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