ふじこのお気に入りの歌一覧
元親兄貴
ヒューと鳴き 扉を揺らして訴える 笑顔溢れる仲間に入れてと
14
もっと見る
へし切
白雲の絶えにし妹の面影に浮浮としまたゆく夢の通ひ路
25
もっと見る
大野 冨士子
地下足袋の鳶の腰には道具入れ 向こうに見える やつらの妻子
15
もっと見る
石川順一
ロックされ使用不能の湯があった水戸黄門は紫頭巾
13
もっと見る
灰色猫
押し花を君が愛した一遍の詩集のページに眠らせておく
24
もっと見る
灰色猫
怒ったり泣いて笑ってかけがえのなかった日々は今も眩しく
20
もっと見る
詠み人知らず
しとやかな笑みに優しさ溢れ出で 白檀の香に気品感じぬ
17
もっと見る
秋日好
三様のまじない届くそれぞれに心の深さ湿布に変えて
16
もっと見る
コタロー
枯葉舞ふ池の周りをウオーキング兄妹笑顏で「おはやう」くれる
11
もっと見る
詠み人知らず
楽しくて気づけば十二時シンデレラ 魔法はとけた家におかえり
20
もっと見る
萱斎院
うつろへばもみぢ葉浮くるなみだ川 いづこの方にながれてぞふる
11
もっと見る
萱斎院
さをしかのこゑも聞こえず待ちわびぬ やがて散りはつ萩のもみぢ葉
10
もっと見る
詠み人知らず
また一人名前が言えぬ友が増えそのうち我の名も忘れゆく
7
もっと見る
へし切
冬枯れし庭の日陰の石蕗の花 黄色に咲くは母の温もり
29
もっと見る
夢士
昇り来る朝日のなかに沈みゆく月影白し 西方の君
27
もっと見る
吉野 鮎
川の瀬のせせらぐ音は祕めやかに汝のささやきは夢を流るる
19
もっと見る
吉野 鮎
祕す憂ひ汝の若きゆゑ湧く愁ひゆれ咲く薔薇ひたくれなゐを
18
もっと見る
詠み人知らず
愛情の いたりいたらぬ親のあり 笑める笑まざる童の見えたり
13
もっと見る
秋日好
試算した耐用年数永らえて減価償却負い続けるから
18
もっと見る
恣翁
流らふれど 未だ此の頃も慕ばれて 主と見し夜ぞ 一に恋ひしき
20
もっと見る
[1]
<<
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
>>
[39]