ほたるのお気に入りの歌一覧
紫苑
喧噪の名残り淀める暗がりで猫は片眼に月を飼ひをり
19
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トーヤ
同じ空見られることがなくっても歌は届くね遥か君へと
12
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三沢左右
温びゆく春の日を浴びひらめきぬ ポーズ留めし魚の一跳
6
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芳立
さみどりにかかる仕打ちか奪はれし弥生の空は降りまどふ雨
11
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加祢
考ふるをしばしとどめて見る花は去年にもまして白く美しき
13
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紫苑
新しきを求めよと背を押されしにみのり初めたる歌集を眺む
16
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まるたまる
街灯の下花びらの絨毯の上きみと手を取り踊る妄想
12
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山本克夫
あなたなら散った桜の花びらをあつめて歌にするのでしょうね
26
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詠み人知らず
闇き夜に早瀬を渡るたづきなし思ひばかりは篝なれども
8
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浅草大将
ゆく春やよし此の花は散るとてもをだて大和に誰か忘れむ
13
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まるたまる
自信なき首相よ速攻辞めてくれ日本丸には船長おらず
8
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浅草大将
あふぎ見る嶺の小雪もうちとけて今日たかさごの松山の春
15
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芳立
小雪だに降るこそ憂けれ陸奥のおそき春にはまつ山の花
14
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ふきのとう
舞い落ちる花びら集めきれいねと箱におさめる幼の四月
14
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三沢左右
電柱の影に爪先踏み入れて隣の国にひとり渡ろう
16
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まるたまる
知られずに誰より紅く山桜咲くのも一人散るのも一人
19
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まるたまる
青空を透かす天使の片翼は暗くなったら光るのらしい
19
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悠々
散る花の地に着くまでを見とどけてわれも往かなむ涅槃の園生
23
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まるたまる
突き刺さるナイフを抜いて前を向く「最低!」だけど私は私
10
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詠み人知らず
松風のこゑにふるへてやまざくら散りしく道にかなしみを追ふ
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