つゆくさのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
風呂上り茶色の小瓶が流れてる ぼーっとしてる 牛乳のもう
6
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舞
風そよぐ葉擦れも秋の暮れゆけば音もかそけき枯れ葉らの声
10
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月虹
幸せは唇ほどの柔らかさ忘れぬように交わす口づけ
27
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詠み人知らず
つまらないことに時間を費やしてここまで来たかと星に呟く
12
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みつむし
窓外の時雨の音の冷たさや庭より抜きし水菜洗ひつ
6
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みつむし
悩ましきあれやこれやは下に置き錦織りなす大山を行く
7
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村上 喬
発酵が始まり出したこの恋の扱い方に戸惑う二人
20
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へし切
燃へつきてやがて消へゆく我が身かな茜に空も黄昏てゆく
25
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速魚
枯れ枝に雪と見まごう花置いて時を欺く十月桜
19
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速魚
この星に落ちて命を与えられ時を漂う不思議な任務
19
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速魚
ノンアルのビールで酔ったふりをして本音をこぼす忘年会
13
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月虹
君に恋焦がれたままでいいですか秋の気配が加速度を増す
26
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夢士
神無月そぼ降る雨の濡れ落ち葉運ぶ歩幅の小さくなりぬ
18
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小幸
帰り道あなたの声が恋しくて間違う振りで電話をかけて
9
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詠み人知らず
胸に在る黒いカタマリ呑み込めず 吐き出せもせず 医者にも診せず
16
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光源氏
玉衣の騒ぐ寝屋処の月の影秋の名残に濡れる夕顔
10
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村上 喬
毎日が失敗だらけの積み重ね学習能力あるいは気力
10
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恣翁
異形なる身や 他界への転生を図らむずがに 繭に隠れる
16
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詠み人知らず
去る人は心の中にいつまでも棲みついている微かな実感
17
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美津村
寝溜めとはできるもんだよ飯食はず眠りに眠る休刊日の今日
7
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