詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
春咲
逢へぬまま ただいたづらに 夏こすも すぎて冷めざる 名も知らぬ君
14
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春咲
琴の音の 響きは心に 等しけり 一絃一絃に 思ひをかけむ
23
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すばる
枝豆を休む事無く食べているうちの会社の絶世の美女
11
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備前 大輔
刺すがごと人を畏れし野良猫の野良の矜持を慈しみたり
6
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備前 大輔
酒呑みの壮語は軽く暢気なり空聞きてただ皿洗いけり
10
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備前 大輔
桜葉の虫食い穴を透かす陽は地に班目の秋影を写す
23
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へし切
男気と引くに引けないその時は己が一分貫くばかり
25
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みやこうまし
緑陰を涼風浴びてウォーキング 梅雨の来ぬ間に命を洗う
12
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水ノ衣
爽やかにされど細やかに吹く風よ共に生きよと囁き行くか
19
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紫草
水無月の露を吸いたる白い肌泰山木は花笑みざかり
19
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恣翁
淡々と 平易な歌を詠みゆかむ いつか詠めぬ日 訪るるまで
37
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南美帆
食べる寝る走って笑う歌うたう動詞の変化、黒板に書く
9
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灰色猫
奇跡だね 月と地球が 恋をして 海が生まれて 僕ら出合えた
31
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水ノ衣
妻の胎に児が居るやもしれぬ事男の身には支えるしか無し
19
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紫苑
風の引く斜線のゆれてあまびこのやさしき音の窓を拍ちをり
14
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みやこうまし
青緑黄緑さやか木漏れ日のカーテン分けて樹林を過ぎる
13
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あまおう
手のひらに きみの着ていたブラウスとおんなじ色の ハーゲンダッツ
23
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村上 喬
この店の肩幅ほどの階段をのぼる今日など忘れるために
16
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春咲
「真実と虚構の狭間に美があるの」リアルの私と 今は別人
27
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笑能子
浅葱を刻みし朝のその隙間気宇壮大な世間は動く
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