雲海のお気に入りの歌一覧
舞
晩酌の二ハイ三バイカミさんの目力増して止まる杯
6
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詠み人知らず
丑三つの人肌恋し唇に 煙草咥えて耳にラジヲを
17
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へし切
爽やかな大空翔ける音律に癒され聞き入るジェットストリーム
20
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舞
柔らかなあなたの声の手触りを思い出させる水割りの音
11
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詠伝
厳寒の川より出でたる羽衣に夜行の吾は惑いつ逃れつ
8
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詠み人知らず
泣き虫は父親譲り 母からは 笑いをもらい どちらも宝
24
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デラモルテ
大寒の峻嚴なりし山並みは昨日と違ふ冬を語りき
19
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inosann
目も耳も人の空気を感じ取る いわんや心はと思う客宅
14
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桜園
懸命にかたづけをせし夕暮れは赤き夕日のなどかまぶしい
18
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詠み人知らず
寒き夜を独り過ごせば切なくて悲しみさえも友とする吾
14
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詠み人知らず
宵闇の観覧車より見はるかす生駒の山の藍にしづもる
7
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小林道憲
寒き中 西に傾くオリオンの 流れる星を 二人見し夜
16
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ほの香
放射状に線引きいにしへ阿弥陀籤その背光がすてきな由来
11
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詠み人知らず
春を待つ海辺のバス停ちょっと寒いでも物凄く寒くはないな
8
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からしニコフ
あらかじめ絆創膏を貼っておくその程度には大人にならむ
7
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詠伝
百日の姪を寿ぎパプリカで冬のサラダに花のあしらい
7
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詠み人知らず
日の丸に胸おどらせるわたくしは運動会のヒロインだった
7
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ほの香
くじ運の悪さも厭はず憂き世ゆゑ見果てぬ夢にまたあみだくじ
10
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片井俊二
夜もふけて靴音響く満月に駆け出しそうに先を行く影
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紫草
そう明日も早起きせねばなりません「閉店ガラガラ」目蓋を落とす
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