浅草大将のお気に入りの歌一覧
紫苑
あらたまの年のわたりは夕映えの海ふところに心なぐさむ
20
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只野ハル
浴室の窓を開ければ雪景色元日の夜湯船に立ちて
13
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小林道憲
奥山に鳥とぶ姿立ち消えて 訪う人なく雪の降り積む
15
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光源氏
かりそめの夢の契りを願ふれば君まつ風は通ふとぞ思ふ
14
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みなま
雪の夜音皆消えてひたすらに雪降りしきる音のみ積る
18
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芳立
ひとをただ鶴の声音にしのびをり吐息のさらに白くなるころ
16
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芳立
道も得であだにわけゆくおのが身に雪ふりやまぬ本願寺かな
10
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芳立
道の外はつひのゆくへを知らぬままとどまれとみるしるべもぞなき
6
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村上 喬
おだやかな一日があり寒椿真綿をのせて蕾ふくらむ
28
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只野ハル
これまでと似たような道これまでと似たようにしか今は行けずに
11
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悠々
百八ツの鐘では足らぬ我が悪行今年も詠まん嘘八百ぞ
15
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芳立
牧場にもあゆみゆくべき道はありのちの空より光さしつつ
4
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芳立
初春のころもひとへにあらたまの年越しごとにかさねきしかな
9
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へし切
初春に夢の蕾を育くめばやがて花咲くときや来たらむ
22
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河のほとり
かくも世に良き年月は積もりゆけ深山しづかに降れる白雪
15
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光源氏
色も香もとめて言祝ぐ梅が枝のけふ九重にひかりそふらむ
17
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光源氏
吹きすさぶ風や身にしむ夜を越さばながめもあへぬ雪のあけぼの
19
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へし切
寒き夜に柚子のひとつを湯に浮かべからだ温めこころ癒され
24
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ふきのとう
潮風に耐えて咲けるや水仙の香り高きを花びんに活ける
20
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悠々
ふるさとの雪もて末期の水となし兄は看取りぬそのいもうとを
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