葡萄のお気に入りの歌一覧
葛山葛粉
カーテンがすこしなびいた状態をしあわせと呼ぶことに決めました
12
もっと見る
更紗
暁に消えゆく星の光のよう 君との恋がようやく終わる
7
もっと見る
やんや
ひっそりと眠る世界に流れ星午前3時の新聞配逹
13
もっと見る
沙枝
ぽつねんと休み時間を過ごす子よクラスは狭い世間は広い
17
もっと見る
沙枝
六歳のきみのデジャヴを見るように小学校の桜に見入る
9
もっと見る
まるたまる
地に向かい天に向いてブランコを漕ぎ続けよういつかは飛べる
10
もっと見る
まるたまる
雨の中駆けてく君の背を追った恋の迷路に傘はいらない
6
もっと見る
まるたまる
軒下でジョビンがリズム奏でれば今朝の目覚めは「薔薇に降る雨」
3
もっと見る
浅草大将
訪ふ事もあら屋の垣よ夢にのみ君にあふちの花は咲きつつ
9
もっと見る
浅草大将
君生きて我の涙を千歳のちもひたふるまつの花とこそ見よ
10
もっと見る
詠み人知らず
君にだけ通う魔法の合言葉叩いてみよう心の扉
3
もっと見る
真山千展
だんだんと一年間が薄くなりあっという間のお別れでした
5
もっと見る
真山千展
あまりにも月が近くにあるようで剥がれ落ちそう剥がれ落ちそう
3
もっと見る
木綿
疑いや嘘や嫉妬が見えぬようイルカのように口角上げる
6
もっと見る
木綿
思い切り手を広げても測れないものだと気付き自らを抱く
5
もっと見る
本間紫織
雨垂れができる過程を眺めては傷つくことを許されている
5
もっと見る
本間紫織
想い出の海に沈めた彼の人の名見つけて揺れるは蜃気楼
1
もっと見る
善田真琴
懸想立つ胸の鼓動を塞き敢へず清けき月に恋せし蛍
3
もっと見る
善田真琴
残月や在り処無き浅瀬には流され消ゆる言の葉の舟
5
もっと見る
せいか
老犬は身をよじりつつ低く哭く飛べぬ不運を訝るように
4
もっと見る
[1]
<<
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
>>
[63]