詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
ひげじぃ
秋風の吹き過ぐばかりの窓外を誰が捨てたかレジ袋舞う
8
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名鈴
古家の 柱は脆く 朽ち残り 住みぬる人を 守り遂げけり
12
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音弥
はるばると遣唐船は旅立つか既に日本と呼ばれし国より
13
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朝比奈
天の原ほがらに照りし月見れば翼ならべて雁なき渡る
13
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葛城
久々に一雨くるか鈍色の雲喜ばし気に広がりており
12
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桃山
タラレバにどんな結果も求め得ず悔やむだけなり自分の愚行
6
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ひげじぃ
窓外の見あぐる空は鈍色の我が茫漠の胸内に似て
11
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名鈴
古里は 常に心に 在るものを 直目に見れば 更に思ひ出づ
25
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音弥
霧雨の中も厭わず走り出す己の気概のすがすがしきかな
9
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ななかまど
秋桜を気づかうような秋霖に濡れて帰ろう君を想いて
13
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名鈴
遠目には 黄金に見ゆる 秋の田の 刈りて軽きは 架くるに悲し
13
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へし切
おだやかに過ぎる一日に 手を合わす 夜のしじまの秋の虫の音
18
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終夜
天の海や漁火と照る星の間を桂を真帆に月漕ぎ渡る
11
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名鈴
橘の ゆかりと聞けば 何と無く 香の似たるがに ゆかしく覚ゆ
8
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さいおん
足常 母養子 眉隠 隠在吾 今社出奈
5
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ななかまど
滄海を拒むかに建つ防潮堤コンクリートのむごき荒肌
11
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名鈴
橘の 古き根方を 訪ぬれば い繋る枝の おとづれぞする
9
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音弥
看取るのは悲しき事と思い知り欲しくはあれどペットは飼わぬ
16
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朝比奈
小山田に秋の入日の差し残り刈株さみし人影もなし
14
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名鈴
何時とだに 告げぬ別れに 待ちたるか ゆかりの花を 咲かす古家
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