灰色猫のお気に入りの歌一覧
夕夏
うくらいなはいせんすればつぎぽーらんどとびちりんせつべらるーし
3
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へし切
朝咲き夕べを待たじ露草の消ぬべき恋を吾はするかも
15
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らくだより
稻妻のズドンと落ちて育つといふ 稻のよな君 腕滴る
4
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ななかまど
朝顔の青少しずつしぼみゆく自分の意志に逆らうごとく
15
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里香
落ちし葉を しとどに濡らす 秋雨の 重さのごとき 君がひとこと
13
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詠み人知らず
大雨に 膝の痛みを さする指 伸びた爪切る 色も変えたり
6
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萱斎院
山里のあきのしるべのをみなえし しめ結ふ野辺にぞ咲きてかれゆく
12
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横井 信
確実に季節は進むぬかるんだ雨後の畑で間引く大根
17
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音蔵 雅秀
人にとり 俺が俺がは原動力 囚わるならば己れ滅ぼす
3
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ガビー
安定剤財布にそっと忍ばせて 職場には居る取り合えず居る
3
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sz
あの夏を忘れられない例として空よりも舌が青かったこと
4
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小春空
何回も繰り返して読むことで分かってきたることもあるかな
6
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へし切
帰らざる日々 懐かしき萩の花 溢れこぼれる その優しさよ
13
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ななかまど
白粉ふく葡萄の粒に秋は満ち夏の記憶をしずかに想う
19
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滝川昌之
喧嘩して口もきかないそんな日はきまって洗面所を磨く妻
19
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うすべに
ひからびて色は残したあじさいに 読経のこえのしみわたる秋
15
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詠み人知らず
華やいだ ネオンを背にし 歩くガキ 壊さ知らずも 未だ健在
3
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杜鵑草
しばしとて待てばうれしな鳳梨の實 甘き味にやまたも逢ふべき
8
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睡密堂
秋分に彩り添えて曼珠沙華彼岸と此岸繋げし炎
7
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横井 信
畑には秋の野菜の種を蒔く夜にうれしい月の輝き
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