半格斎のお気に入りの歌一覧
吉野 鮎
讀み解けば打ち拉がれて萎ゆこころ晩秋の風に落葉頻り
20
もっと見る
月虹
強風の過ぎたる日には帰り道君よ夜空を見上げてほしい
64
もっと見る
千野鶴子
本当は私がわざわざ詠まずとも皆知っている「世界は綺麗」と
6
もっと見る
灰色猫
晩秋の冷たき雨を浴びながら冬眠できぬ生き物と知る
27
もっと見る
近江の人
願い事一つ叶えられるなら息子が自立できる事
5
もっと見る
芳立
空あをし桜もみぢにひと筆をかさねて過ぐる葛飾の風
9
もっと見る
詠み人知らず
口づけに 仔犬のごと声洩れたれば 君が唇 微かに笑みぬ
15
もっと見る
新座の迷い人
紅葉も 始まり妻に 見せたいが 一人淋しく 思い出すかな
13
もっと見る
コタロー
まさをなる空をゆつくり飛行機が一直線に白き線引く
12
もっと見る
inosann
綿菓子とオムツが見えたか食べんとし義母は正され「アハハ」と笑う
23
もっと見る
千映
そろそろと喪中はがきが届くころあなたがどうか生きててほしい
14
もっと見る
へし切
がんばれと言わずに人に寄り添える孤独と生きるも悪くはないと
31
もっと見る
明星
皆さんの戀心にも分け入つて切なさ詠みたし秋の夜長に
11
もっと見る
大野 冨士子
毎日を趣味に費やす贅沢は 羨ましいが 哀しくもある
31
もっと見る
詠み人知らず
アパートの階段登るそのリズム嬉しさ隠して寝たふりをする
6
もっと見る
夢士
秋深し栗名月の月明かり畳に映る尾花ゆれをり
22
もっと見る
ラベンダー
静寂な 京の水面に 木々の華 過ぎゆく秋を 映し昇華す
24
もっと見る
秋日好
厚き雲今日の月影差し止めてバス待つ吾を宵闇に留む
19
もっと見る
inosann
「吸って吐くただそれだけで生きている」と見上げた空の青が眩しい
28
もっと見る
柏木 月
二年の時の流れをくゆらつつうたを詠むのを今でも好み
7
もっと見る
[1]
<<
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
>>
[298]