滝川昌之のお気に入りの歌一覧
び わ
大銀杏 銀杏(ぎんなん)を撒き 葉を散らし何百年も じっと動かず
4
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秋日好
温めて照らす暖色とりわけて黄色が足らぬと指が戸惑う
10
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KEN
榛染めの 衣にかざる 貝の如 浮かぶつくよみ 枯れる野の上
15
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へし切
むらさきにうつろふ菊の花の香に秋のゆかりをたづねてぞしる
19
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夢士
二筋の飛行機雲の広がりて丹沢連山あさひに光る
10
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喜くちゃん
老いし顔も集うことに 生き生きと 話せることばも 声高となれり
7
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喜くちゃん
にこやかなる えがおの皆さんに お会いして 明るき心に朝茶をすする
4
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喜くちゃん
夕日背に 孫と手つなぎ散歩する野の道にすれちがう人ら 笑顔で返す
3
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もみじ☆彡
まつ虫の 音も枯れたるに 片敷の 袖にふるかな ながめに朽ちて
18
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可不可
樹々の彩うつろふ様と似てゐても 再びは無い人の訣れも
12
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千映
半世紀主婦という名の鎧着て恥ずかしく思うユーチューブ見て
8
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千葉 甫
一頻り通りを染めた夕茜薄れていって街灯光る
3
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恣翁
上がりぬる時雨を浴びて 冬の陽に 銀杏の金色 弥増さるかな
17
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舞
初雪の百年ぶりのようやくに薄化粧する札幌の街
15
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び わ
からすうりうちでのこずち抱え込み夕陽をあびてぶらり舞いおり
6
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河のほとり
夕暮れは嵐も止みて山際の遠きけしきのただならぬかな
13
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KEN
薄雪に 染まる吾妻嶺 立つ烟 神の狼烟と 悟る人無く
19
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幸子
我が心奪うべからずとその強き瞳で直に貫かれたし
12
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夢士
年末の酒席なくなり一人酒ドラマ相手にちびりちびりと
9
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詠み人知らず
幾たびの戦火を耐えてきたのだろう苔むす灯籠五尺の総身
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