滝川昌之のお気に入りの歌一覧
城南
町眠るときひとりみた獅子の露重ねて望む星の降る夜
5
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葱りんと
小学校土曜参観いそいそと出かけた彼は一刻もたない
9
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葱りんと
肌寒しコタツ買ってとねだられる コタツなくてもミカンは美味いよ
9
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もみじ☆彡
露のせて 色咲き匂う 秋の末 木枯らし招く 白菊の花
24
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可不可
そっぽ向いた私すこし振り向くと 奴も少しだけ振り向いてゐた
8
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菊いも
長電話私もそうよウンウンと分かち合う友しばしのやすらぎ
4
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露草
初霜の朝日にとけて穭田は露の群れなす地上の銀河
19
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幸子
「おい待てよ」「ついてこいよ」と群をなし風乗り回す落ち葉達かな
17
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秋日好
中世に遊ぶ心に夫への思いを込めて脱ぎゆく衣
11
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煩悩
つきつめるなら微笑みの口角の上がり具合は天性のものである
8
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アスリート
駆けぬけて影も残さぬスプリンター 絵筆を持たぬ芸術家たち
3
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舞
ひと杯の酒の酔いなるひとの世の良きも悪きも心ひとつに
13
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び わ
経営の質問受けて説明す息子夫婦の幸せ願い
4
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KEN
はつふゆの 枯野にひそみ われもこう こころ散る人 春には咲けと
15
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千映
母連れて宗派の違う寺と知るも祈祷を受ける父の命日
7
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へし切
このごろの冬の日かずを数えては小春の長閑しさざん花の咲く
20
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城南
一山の錦に染まぬみどり葉は強く悲しきものとこそ知れ
6
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城南
ながむれどかひなき月が影ならで染みたる香にぞ心を添ふる
12
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城南
名のみ知る社の謂れたずね来て坂の彼方に月針と見ゆ
10
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可不可
薄ら陽に背中なでられ暖まる 中途半端も悪くないかも
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