滝川昌之のお気に入りの歌一覧
幸子
我が心奪うべからずとその強き瞳で直に貫かれたし
12
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夢士
年末の酒席なくなり一人酒ドラマ相手にちびりちびりと
9
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詠み人知らず
幾たびの戦火を耐えてきたのだろう苔むす灯籠五尺の総身
15
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夢士
枝先の赤き実光る花水木朝の陽浴びて小春楽しも
13
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ぴかり(夫)
宿題をせずに怒られ泣き喚き父には命令ティッシュ取ってと
7
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菊いも
シンプルで身の丈長いセーターは息子のお下がりピタリ決まって
4
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菊いも
亡き叔母に手習い漬けた梅干しは従妹に抱かれドイツへと発つ
4
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可不可
紅葉から白雪とけて萌黄から青葉くりかへす御色なほし
8
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菊いも
亡き叔母に手習い漬けた梅干しに帰国の従妹は目を赤くして
3
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千映
鹿児島のサプリの会社懸命に吾にアタックの訛の応酬
8
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煩悩
床屋で学生さんですかと聞かれ嬉しいそういう歳になったってことだ
5
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秋日好
冬の陽の乱反射する雨上がり金色帯びるその身の剛さ
14
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舞
時戻すなすよしもがな秋小雨に濡れつ肩寄すカップル羨まし
5
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秋日好
どしゃぶりの合間にでかけるショッピング降誕祭を模したい街に
13
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び わ
銀杏(ぎんなん)を集め皮むき天日干し妻の手作り楽しみに待つ
5
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詠み人知らず
君逝きて三年目の紅葉風の舞こぼれ花ひとつあの日と同じ
17
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夢士
抱かれて胸に宛がうもみじの手鼓動を耳に安らぎの時
16
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へし切
抱きたる孫の重さをこの腕にしあわせ思ふ今日のひと時
23
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千映
ストーブの薬缶二個にし楽になる大きな薬缶が辛くなる古希
8
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ひよこ豆
寒いから食事のあとの片付けは気づかないふり見えてないふり
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