滝川昌之のお気に入りの歌一覧
秋日好
冴え渡る月は梢にひび割れて夫の笑顔にただ貼り合わせ
13
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KEN
吹く風に 青女の遊ぶ 影を觀る もちづきの燈で 霜編む女神
11
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横井 信
マラソンのゴールを切ったところから語り始める病の日記
14
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とくさんでーす
満月に思いを馳せて過ごす夜かの人もまた月を見てるか
3
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へし切
木枯らしに身を震えつつ枯れ尾花 野辺の千種も身ながら枯れて
19
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恣翁
白き葉を落として 柳痩せつめり 尖れる風の 冬告げ吹けば
16
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菊いも
ハンドルを右に切ったら満月が家路照らして五時半の町
4
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菊いも
東から北へ西へと共に来て別れ決めたり机とランプ
2
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藍子
冬近し昼の温度と朝夕は着る服難しこちらかあちらか
12
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可不可
ハイスピードカメラでギロチン撮る様に 秋の夜長すべる三日月
7
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もみじ☆彡
街並みを あかるく灯す かがり火は 年の瀬告げて 咲くシクラメン
16
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露草
心をば護り制して御者となれ荒ぶる馬を鎮めるやうに
13
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詠み人知らず
聞こえくる 「あえいうえおあお」 澄んだ声 発声練習 演劇部かな
13
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千葉 甫
見下ろしている窓の下行く傘を透して携帯電話の明かり
3
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詠み人知らず
朝霧は吉備路の浪漫山間に鬼ノ城浮かべマチュピチュの如
13
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煩悩
幻であるとは知っていた涙滴型潜水艦に乗るまでは
5
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秋日好
ああそうか、売れっ子小説家になってきみを瞠目させればいいか
8
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秋日好
隣あううたの並びの悪戯に不在を想う 小雪を過ぐ
12
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舞
歩みくる時かえりみるひとり酒酔いに紛らすため息一つ
6
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つちだゆういち
飽くことに飽くことを待つ人生か飽いた暁待つるは無明
7
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