詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
すき焼きに 卵をいくつ食べるのか 論争なるは 年始の風物詩
8
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詠み人知らず
納豆と卵と鯖缶 投入し 引きずりうどんの 小宇宙食う
9
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山崎ふゆ彦
夜は深く雪しんしんと静けくてほのかに聞こゆ犬の遠吠え
5
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Chico
凸凹の キミらも いつか噛み合つて行つたり來たりなだらかな 道
17
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Chico
すれちがひ生まれるひびの 凸凹 も口にしてみよ その愛ほしさ
15
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Chico
やがてまたバラバラに「 凸 さやうなら 」「 さやうなら 凹 」これは淋しさ
11
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Chico
せめて形よせ竝びゐて廻り合ふ日まで 凸凹 これがせつなさ
16
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祈り花
くれないに狹庭を染める山茶花の一木華やぐ冬枯れの朝に
14
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詠み人知らず
花を待ち萼描きてふるへつつ筆のさきより夜はふかまり
14
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詠み人知らず
磐やの上舞う猩々の酔ひの舞ひ閉じる戸のなか福風とどけ
12
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詠み人知らず
出てきなさい今なら私もすこしだけゆうきがあるからきっと書けるのに
13
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新座の迷い人
うたわ会 励まし言葉 感謝して 常に忘れず 思い出すかな
13
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秋日好
滝池に着物浮かべて磐やから小石を投げる 猩々を待つ
12
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コタロー
朝ぼらけバット擔いだ少年が神社の鳥居一禮したる
10
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コタロー
まさをなる空にましろき月ひとつしろい飛行機小さくなりぬ
7
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コタロー
波風が水面を搖らし水鳥は池に潛つて再び浮きぬ
6
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コタロー
枯れさうな芒が風に搖れながら寂しさこらへ子供を待ちぬ
9
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コタロー
葉牡丹が凍てつきさうに土の中昇る朝日をじつと待つてる
7
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舞
置き去りの時の流れの瀬をはやみ君を恋した記憶いだきて
11
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祈り花
薄味の里の雜煮を食みし頃生きる嚴しさ知る由も無し
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