コタローのお気に入りの歌一覧
聴雨
風伝ふ雨の便りに戸を立ててただ降り初めの音に親しむ
10
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聴雨
食べられる雨止んだよの声掛けにふと眼差しに心映して
6
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聴雨
真つ暗な窓に森より鳥の音のさやかにともりつたへし朝
7
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聴雨
久方の東雲迎へ彼の人にけふと云ふ日は来たであらうか
11
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falcon
夕映えに染まる運河の金の波汚れちまった水は見えない
9
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KEN
たなばたの 飾りを眞似て 女郎花 座敷わらしの 願ひ聞く夜半
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KEN
星へ行く 手垢のつゐた 乘車劵 燈りにかざし 通る改札
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KEN
たましひと いのちの境 丘の驛 子供に戻り 汽車へ乘り込む
11
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KEN
行く先を 心で決めた 友逹が 微笑みかける 夜汽車の座席
9
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KEN
窓いつぱい 北の十字の 明かり滿ち ハルレヤの聲 キラキラと散る
10
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舞
珍しく優しくすれば「やましいこと あるんじゃないの!?」さすがわが妻
6
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詠み人知らず
キンドルで試し読みして別れ道右は図書館左これにて
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横井 信
降りつづく雨にうつむく向日葵の風を見送る灰色の朝
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横井 信
草むらにふわりと揺れる白蝶と梅雨の合間のひかりを浴びる
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横井 信
垂れ込めた雲を見上げて七夕の青田にそっと汗が流れる
12
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横井 信
立ち止まる強い日差しに目の前の川の流れと初蝉の声
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横井 信
見上げれば雲間にのぞく月明かりふらつき歩く僕を見ている
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可不可
一年に一度の逢瀬このごろは自撮り棒で天の川バックに
9
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可不可
梅雨寒は毛布かけて朝寝坊 ぜんぶ脱いでも寝苦しい熱帯夜
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可不可
ペダル踏み曲げ伸ばす脚こんなにも自分の体重が愛ほしいとは
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