藤久崇のお気に入りの歌一覧
沙久
溺れゆく前にその手を差し出して君を支える力になろう
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さへき さうじん
からころも ききつ似たりしカラコルム 和林と書きてハラホリンといふ
9
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さへき さうじん
来し方も行く末も 詠む歌すべてエクセルにてせむ 風情無かれど
10
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さへき さうじん
実無しと雖も好かる心持ち 本月すゑの金曜日なり
6
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あゆか
惑星の軌道がたまに近づいてそっと離れる君と私も
12
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詠み人知らず
遠き日の影を探して 畦道に 幼きあの日の繋いだ手を見る
13
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詠み人知らず
逞しい暑さの中に凛と咲く 芍薬の背が 可憐に揺れふる
11
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詠み人知らず
制服の袴を風に飜し 女子高生が愛馬で驅け行く
8
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あゆか
散りぎわのさくらに叫ぶありがとう誰が植えたか誰も知らない
12
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まあさ
運動会 終わったことを 見届けた 空が始める 梅雨入り支度
26
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あゆか
古畳すべてのケンカを聞いていたたたかれ役の百人一首
17
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あゆか
ばあちゃんのココアに混ぜたコラーゲン夏はお菓子に内緒で入れる
14
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あゆか
はがれ落ちし杉の表皮は腐葉土へかわりてずっと地面を包む
15
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詠み人知らず
ここからは ただの憧れではなくて あなたと大人の恋がしたい
24
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あゆか
転んでもソフトクリーム離さない五歳児なんて侮るなかれ
46
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恣翁
樹冠より洩るる月影 幹伝ひ 地上に 清けく零れ落ちけり
18
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恣翁
水底ゆ 見上げし水面の裏に泳ぐ 魚のごとくに 鳥の影過ぐ
20
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恣翁
空想を 黄泉路に誘ふ 黄昏の 死出の田長の 狂ほしき声
18
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中野美雄
うす闇を這ひくるしろき靄のそこにほたるぶくろの耀ふ曉
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只野ハル
庭の苔雨に濡れるを見つつ一面に広がればいいと思う
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