滝川昌之のお気に入りの歌一覧
うすべに
つむじ風 最後の一葉舞い散らす 芽に飾られて枯れ枝光る
15
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ななかまど
一日を急ぎて刻む冬至かなお茶一杯で伯母は腰あぐ
6
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コタロー
ラジオよりノイズに乘つてDJの聲を聽きたる師走週末
10
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コタロー
竹藪の竹の數本倒れゐて鵯の鳴き聲四方に廣がる
4
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コタロー
たわわなる柑橘系の實の上の露は光て青空映す
8
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コタロー
裸木のフォークの樣な枝先が青く廣がる空を突き刺す
5
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コタロー
どこまでも廣がる雲の切れ間から月の光がベットに屆く
7
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橋本弘行
一瞬(ひととき)はよろしく願うと言った人名刺の束の一枚と消ゆ
5
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新座の迷い人
願わくば 話してみたき 我が妻と 会話通わぬ 空し事かな
5
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聴雨
久方の雨を聞きつつみづぐきの音かさねゐる冬の至る日
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由縁
誕生日待てど便りの気配なく冬至の今日より陽は伸びるのに
6
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煩悩
国産を始めてみよう競走馬桜肉食べ顰蹙を飲み込め
6
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詠み人知らず
ひさかたに ともと語らう 七十歳 師走の夜の なんば佐海屋
3
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詠み人知らず
鈍色の 雲間走る 光の剣 サンダーバード 母残して
3
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秋日好
終わったよ私は十一連休さその間枯れる花があろうと
5
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秋日好
舞い戻る 六花の風に垣間見る今年も吾を気遣う姿
10
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橋本弘行
三十路過ぎ頼れた人は上司なの過去にやきもちやけないんだよね
2
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聴雨
あしもとの愛犬の他にけさ出会う白菜の穴のちいさき命
8
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舞
冬の夜ペチカ無くとも身を寄せて静かふたりで聞く雪の音
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つちだゆういち
フレディの生き様ここに極まれり最期のROCKYOU見逃すなかれ
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