inosannのお気に入りの歌一覧
聴雨
あかときを渡る雁がね仰ぎみて悲しみ暮るる月は隠らふ
9
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詠み人知らず
口元ばかり見てるんだよ文句言え君の隙間に入るから
4
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みなま
小魚の群れ跳ぶ朝の川面には世間と同じあまたのえんが
6
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千草
自問自答繰り返しつつ柔らかな夏の終わりの夕陽を見ている
10
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みなま
ツイッターホントにつぶやくだけのひと脳細胞のシグナルの軌跡
8
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みなま
あなたから寸暇を惜しむ電話あり 夏が終わってはじまるなにか
14
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日向猫
土の色葉の色瓦の色さえも まるで生まれ変わったような
16
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舞
目に痛き学生たちの夏服の白より出でる日焼けした腕
5
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falcon
地を染むるなべてくれなゐ身にまとひ雲涌きのぼる遍照の海
15
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恣翁
涼風の夕べ告ぐるに 漕ぎ出せば 新秋の月 櫂を叩けり
34
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河のほとり
里とほき荒野に夕べ見る空はしるべの雲も消え果ててけり
3
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麻倉ゆえ
揺れるべき感動なんていりません だから代わりに強さください
3
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河のほとり
覚めにける夢の内ともほのかにて空に聞きつる鳥の一声
11
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もなca
くつろいだとき眠るとき日常の句読点にふとあらわれる人
18
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まぽりん
差しのべし御手にゆだねて恋ひわたる小川よぬるき夏の風吹く
25
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みなま
カタログは早や春咲きの花の苗ニオイスミレを殖やすべきかは
10
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おおしまゆきこ
さみしさを青い小鳥に言付けて波のまにまに放つ呟き
18
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詠み人知らず
公の場でファッション誌読むおばちゃんは まずその腹をファッションしなさい
6
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紫草
安らかな午睡の夫の傍らであまちゃん見ながら涼むひと時
14
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詠み人知らず
胃の下の井上陽水傘がない 都会の自殺お元気ですか
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