inosannのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
ばちばちと傘打つ音の潔さ 何かが変わる潮にならんか
22
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ふきのとう
これほどの自然の猛威におびえるもなす術もなくニュースに見入る
15
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舞
何時知るや洒落たカップル列び待つほんとの味を夫婦善哉
2
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紹益
国民の 不平不満を 逸らすため 五輪誘致に 血道を上げる
11
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詠み人知らず
太腿に赤い印ができたのが貴方のせいと言いたい深夜
4
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銀ねず
短歌から別れ話は切り出さない 君も看取ってあげる、ばいばい
5
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詠み人知らず
春夏秋冬 病の窓は変わりゆく実になる蕾見ているよ
3
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五穀米
回帰する処はほんの百年のあたりにてよし美術史の中
2
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五穀米
我がオフィス還れる場所であることの確かに永き此処までの道
4
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詠み人知らず
女ひとり入り難いなーって腹が連れこむ腹すわる吉野家
3
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紫草
夜の更けを雨は音たて窓を打ちただザアザアと笑って流る
13
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詠み人知らず
戻る事ない現実がサラサラーって砂時計は追憶の時間
2
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詠み人知らず
殆どは身が朽ちるまで働きに 行って帰って何も残らず
20
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日向猫
軽々と宇宙の色を宿すものピンセットの先雲母の薄片
30
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芳立
水道の修理のごとく被災地へ心のケアにおもむくといふ
7
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銀ねず
かかるほどつらくかなしきことならば短歌にのせてうたつてみせよ
4
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詠み人知らず
ネタ切れだ降りてこないぞダダダダ切り札二階から猫おりてきた
2
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もなca
ひっそりとしづもる雨の庭隅に夏の終わりのつゆ草の青
19
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falcon
打ち寄する波に向かひて投擲す国家機密をボトルに詰めて
9
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みなま
雨のあと豊かに渡る雲の群れ暮れなずむ街のあかりうつして
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