コタローのお気に入りの歌一覧
夕夏
べにをつけかおりふりまきそばかすがおのちょっといろじろゆりのはな
7
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夕夏
ちをはいてだれそれとなくよりそいてほほうっすらとそめるひるがお
5
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舞
生き残るこの身を恥じと思うまで噛りついても生きて生きたく
9
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へし切
梅雨のなか身は楽しまず 鬱々と こころの空も晴れやらぬかな
15
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詠み人知らず
在りし日の夫ほめてくれた待ち受けの画面そのままに三年の夏が
15
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秋日好
甕棺の死体のように窮屈にソファの上の君のうたたね
8
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秋日好
陰翳を付けた薔薇を描く手に心の色は表れ出でて
11
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秋日好
ふらふらと身重の蝶はハーブ中隠したキャベツ見つけて産卵
11
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舞
立ち呑みのしみたテーブル幾人の今日の日の憂さ支え来たのか
6
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舞
ぬばたまの女らの肌匂いたつ重たき闇の密か夏の夜
5
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舞
空中にとどめておける夢などをこい憧れる僕はもうなく
6
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舞
紫陽花の日毎雨毎変わりゆく色を暦と今日も会社へ
8
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可不可
竜宮に弾を撃っても隼よ 戦争ぢゃなくて良かった
4
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うすべに
京の夏 祇園囃子を追いかける ざわめきに聞く異国の言葉
11
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灰色猫
廃校のプールで泳ぐ金魚たち色とりどりの子供のように
22
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横井 信
暗闇を流れる川にほんのりとひかりは溶けて彼方に消える
11
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横井 信
出遅れたランチタイムの食堂でそっと見つけるやさしい笑顔
11
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横井 信
まだ足の痛みは続く梅雨の夜の雲は抱えるかすかなひかり
6
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横井 信
涼しげな風の調べを確かめて青田にのぞく白鷺の首
13
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横井 信
週末の朝の小径の蜘蛛の巣に残るしずくは夢の切れ端
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