幸子のお気に入りの歌一覧
葱りんと
噛み合わぬ 会話を続ける 日常に 慣れて怒らぬ オシドリ夫婦
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聴雨
薄暮れの空にツバメの姿なくあらたな野分の誕生を知る
16
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聴雨
今何と風に記すや鬼やんまけふ稲刈りの済みし田に来て
14
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詠み人知らず
嘯きて 心も全部預けろと ビックリ箱を開けてみますか?
14
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詠み人知らず
嵐去り 水たまりに浮く白き雲 チャリで渡りて引きちぎりてき
11
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詠み人知らず
わがままも痛みも弱音も受けとめむ 白衣纏ひて天使となれば
20
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詠み人知らず
臥すひとを笑ませし鶴に籠められし 千もの想ひ叶へられなも
17
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詠み人知らず
動けずて 退屈しのぎのテレビさへ 飽き飽きすれは握り金玉
8
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千映
久し振り熱き緑茶が喉通るゆくりと味わう一人の時間
16
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滝川昌之
台風にかき回された鈍色の海が浮けない浮き輪泣かせて
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ななかまど
カーテンが風にふくらむ秋立つ日秋の仕掛けに模様気にする
9
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可不可
傘ひとつ 濡れた服は乾かして 二人の肌が汗ばむ 離れ
12
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吉野 鮎
キミが音の響きはたれる界隈に抗ふ誘惑 「 傘ぬ下 」にて
16
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藍子
長崎の青空に浮く白い雲七十二年の時は流れて
20
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夢士
言の葉を集め散らしてまたあつめ並べ眺むる夜長に一人
26
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バロンマン
この先に見ゆるは空と雲のみか花は何処に咲き乱るやら
14
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バロンマン
我が声が届いているか今一度自分の靴音確かめてみる
11
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バロンマン
ザンザンと降りし雨音 言の葉で切り取ることに戸惑いており
12
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恣翁
しどけなき寝間着姿の 艶めける女 見入れる鉢の朝顔
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工藤吉生
耐えているみたいな顔の男から目をそらす、また見る、耐えている
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