葱りんとのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
青年は意識せぬまま中年に 壮年になり 仏になりぬ
23
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みやこうまし
そのあした来世で目覚め気が付けば 異母に抱かれて泣いているかも
14
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詠み人知らず
加湿器の黴が増えれば奇病呼ぶ 水は命も 毒も育てる
14
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へし切
久方に卓を囲みて笑い声箸がすすむよ楽しい昼餉
22
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新座の迷い人
良き歌を 世に送りだし 感動させ 啄木の歌 一握の砂
9
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灰色猫
焼き芋を ふたつに割って はんぶんこ 大きいほうを くれる温もり
30
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美津村
毎日毎日毎日毎日繰り返せ繰り返せばよし事なき日々を
6
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灰色猫
眠れない 一人の夜に 包まれて 水の音色に 耳を澄ませる
30
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詠み人知らず
最大の敵が神だと知ったとき カミさんだけが 味方になった
20
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灰色猫
画用紙に 描いた卵が つつがなく ひよこになるまで 陽だまりへ置く
34
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へし切
いろいろに移ろひたるも黄金なる暮れゆく秋に銀杏舞い散る
20
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白黎
愛してる、好きだ、と言われたことのない 私に甘い雨よ降り注げ
10
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へし切
来し方の道はかすみて遥かなる 甲に浮き出た己が手の染み
26
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珠海
コーヒーが飲めたら大人そんなことあるわけないと今なら分かる
13
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詠み人知らず
一年を隔てて父が集めたる 正月にさえ 帰らぬ家族
23
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ながさき
西日射し 樹々の紅葉 輝いて 森には鳥の さえずり響く
20
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雪柊
文集に級友綴る 夢々よ叶わざりしも皆に幸あれ
18
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あふひ*・○・*
空っぽのベッドにたくさんぬいぐるみ彼女看取りし終の住処で
42
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へし切
あはれとも思はば思へひとり寝の暮れゆく秋に雨の音聞く
28
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林林
今日もまた心の海は揺れ揺れて 寄する波よ 返す波よ
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