滝川昌之のお気に入りの歌一覧
可不可
月の光 あなたが触れる鍵盤が波うつやうに私の素肌
9
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紫草
純白の春の財布を求めたり真新しきものは良きかな、良きかな
14
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ななかまど
色持たぬ雪原はるか風わたる頭を垂れて吾とススキと
5
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西村 由佳里
絵の本がおいでおいでと誘うから今年お初の朝の図書館
7
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詠み人知らず
年おんな宿命哀しや金運とご縁なくともどっこい生きてやれ
13
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縫
冴ゆる君こねこのように幼気なあれた唇ぼくのぬくもり
7
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煩悩
冬仕様となった缶ビールを飲めど胃袋は秋味を探している
6
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花散姫
定まらぬ成人の日にまだ慣れぬ 小正月ほどふさわしければ
9
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もどり
遅い昼、いつかを懐かしみながらお茶を飲んだというだけの罪
5
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天鳥
青信号点滅してものんびりと余裕ある朝心潤う
4
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しずく☆・.…。
微かなる 命を乗せてか 赤色の 回転灯が 街を駆けゆく
28
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しずく☆・.…。
出来るなら 逆回転して あの夏の 浜辺を一緒に 走ってみたい
16
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しずく☆・.…。
君という 太陽にそっと 照らされて 私はぐるり 回転して生く
22
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詠み人知らず
おもろいな こんな映画を よく撮った 川島雄三 しなやかな獣
2
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詠み人知らず
モノクロの 昭和女優 艶やかに 若尾文子に 新珠三千代と
1
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詠み人知らず
ひとり寝に 「よいね」だけ 友だちに うたのわしてる 冬の夜ふけに
1
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詠み人知らず
北風に吹き清められし道行けば門外に溢る詣での賑わい
7
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舞
生きてきた足跡のみをひと片の言の葉のなき詩と遺して
11
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蔓葵
沫雪をかたしく袖にうつれるはただ我がための若菜なりけり
11
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秋日好
夏花の発注忘れにあたふたと木曜徹夜 どうも気だるい
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