ゆびきゅのお気に入りの歌一覧
只野ハル
摘まずとも短き命野の花の咲くその姿顔を寄せ見る
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みづ子
春の日を秋色にする一瞬を素知らぬ顔で眠る太陽
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リンダ
したたりる水滴拭いて鏡まえ女なりしは柔らかきもの
6
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詩月恵
はずがない貴方が私を呼んでいる懐かしい声 きっと空耳
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紫苑
かひな持ち抱く能ふるさちを思はぬ吾を指弾せよ虎杖にがし
5
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トーヤ
燃え上がれ頭上の雲よ苦しみや悲しみたちを抱えて沈め
9
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螢子
押入れのふすまは君のキャンバスで二人眺める時ゆるやかに
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薫智
震えてる君の体を抱き締めた薄い温もり逃しはしない
15
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千紘
それぞれの新緑光る五月晴れ山藤の花が風にそよぎて
19
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詠み人知らず
黒米の一寸の早苗強風にびくともせずに凛とたたずむ
12
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ころすけ
降る雨はしずかに濡らす赤い屋根 眠りの森へ誘われている
24
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詠み人知らず
あなたには沢山嘘をつきました忘れられぬよう憎まれるようにと
3
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仮名
足止めて洩れる空気を吸い込んだお茶工場が鼓動している
7
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詠み人知らず
一度でも 黒に染まった 自分では 何度洗うも 白にはなれず
4
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笑能子
峰の座の心地は心一つなる正座となれば尚難しく
3
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ほたる
残業を終えて疲れた君からのメールは五月雨突き抜けて届く
6
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羽
ゆっくりとメールを交わす待つことがやさしく満たすものをあつめて
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庭鳥
草原に炎ちらつき飛び火するごとく湿疹燃え盛ってる
5
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粕春大君
あらかねの土より炎の立ちたれば赤き竜いづ夏は来にけり
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紫苑
南風にさかまく波の人生なれうすものまとふ盛夏いまだし
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