詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
はるの花いろどり秘める雪たちはひたすら白く命を守り
18
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横井 信
冬の朝 こころふるわす 鳥の歌 今日の生まれる 瞬間告げ響く
14
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横井 信
目標は 有言実行 本当は やることなくて 何も言わない
9
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千映
雑巾を一日黙々縫う母の顔満足気穏やか日和
14
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夢士
休み明け着膨れの朝待つ電車定刻遅れ乗らず次待つ
15
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石川順一
水切りが西から東へ移動して景色が変わる台所かな
13
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新座の迷い人
我が悩み 話す人とて 誰もなく 頼りになるは 会の人々
11
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秋日好
身体ごと心ごとをも抱きかかえ故郷の海島影のうみ
18
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コタロー
白鷺が汚れて鴉になりたれば生ゴミ漁る智慧も授かる
4
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コタロー
渡り鳥水鳥なれぬ鴉らは生ゴミ漁り賢くなれり
4
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コタロー
路地裏でテクテク歩く三毛猫が我の顏を見てサッサと逃げる
4
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近江の人
笑ってる口の形のお月様凍てる空にも温もりありき
7
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近江の人
水仙の香沸きあがる自宅の湯一日閉じる幸せな時
6
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舞
ひとり来て雪夜にふせるさむしろに呼べど応えぬ妻の温もり
8
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詠み人知らず
素っ気なく配されし石の雨に濡れみするあらたの愁う気配は
11
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横井 信
白煙は 風の形を 青空に 描いて昇る 気持ちをのせて
11
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横井 信
意気込みは 蒸気のように 朝日浴び まっすぐに昇り 空へととける
12
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詠み人知らず
助けてと両手を必死で伸ばしてる 自分自身を救うのは 誰
9
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石川順一
人形の家から星になる我は北国行きを目指す頃かも
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詠み人知らず
白魔てふ現なりける 地吹雪ぞ道も家並も冥ます視ては
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