御崎 耕のお気に入りの歌一覧
薫智
後輩がギター片手に歌ってる近くて遠い魂の声
10
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でくのぼう
櫻空哀しみ極め血に染まるせめて死ぬるは花筏にて
11
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芳立
日暮れぬる里の西なる田の端に駒ども込めよ巣に鴨かへせ
13
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悠々
クロッカスのうすむらさきの花に醉ひ翅をわすれしてふてふの戀
17
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浅草大将
ひな曇りうす陽もささぬ道ゆきにふる春雨のいとも苦しき
13
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粕春大君
軒端なる古巣たづぬるつばくらめ飛びかふ春になりにけるかも
23
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ムラサキセロリ
ごつごつのじゃがいもまるくにこまれて父のカレーもとても優しい
21
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詠み人知らず
子どもらに生きる喜び与えんと書いた童話が本になりけり
13
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光源氏
さくら散る春のすがたをうとむれど世のさだまりと悟るたそかれ
15
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只野ハル
公園の朝の桜のその下でブルーシートは空のフリする
30
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猿ノ丞狂介
カミさんにあつらへつくるものならばこの一缶はゆるせと言はまし
5
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まるたまる
心などいらないと思う夜もあり真心に泣く朝もまたある
31
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山桃
日暮らしの雨をすだれに傘さしてはるかな影を見る桜狩り
12
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ころすけ
悲しいとき悲しいという心持て偽りのないその清らかさ
25
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只野ハル
互いをうたのわ歌人と知らず詠みあう部室に夕陽差し込む
9
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粕春大君
此の道を花径といふは桜木の花春雷に散り敷けばなり
16
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でくのぼう
流浪ゆく花冷えの空夢落とし旅の終はりに命枯れ果て
7
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浅草大将
哀しくもなほ人こそは残るべし心なき身を世より引きても
15
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紫苑
まだ君に恋をしてゐる 胸そこひはつかにさくら散るおとを聞く
18
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リンダ
病んだから見えて得たもの多々ありて心壊れて歌に出会った
30
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