楓のお気に入りの歌一覧
ふきのとう
ぽかぽかと春の陽気に誘われて人影多し午後のまちかど
19
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聴雨
春満月ひとひら浮かべほろ酔ひの君が傍らおぼろに添ひぬ
15
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光源氏
君がため命を惜しむことはなきこの春の夜にもえつきるのみ
11
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狭霧
紅梅の襲の袖も面映しいまだ心の春は来ざるに
11
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葉月きらら☆
雪降れば近寄ることもできるのに無情にも雨寄り添うは傘
13
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葉月きらら☆
日焼けした素肌のように恋をして残った傷に新しい跡
11
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はな
青空が残酷だって知ったのは君と別れる始発のホーム
21
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薫智
孤独とはひとりで過ごすことでなく生かされてると忘れてる時
170
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薫智
いつもよりふた駅前で降りてみた今宵三日月眺めて帰る
19
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恣翁
ふつふつと 身を躍らせて 湯豆腐の 浮き沈みせり 来し方のごと
91
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たんぽぽすずめ。
一晩中過ごす渚を朝焼けが消せば君との蒼さが滲む
11
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詠み人知らず
春はやみやがて消えゆく雪衣かすみのころもに花にほふ比
10
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逢
白い色えんぴつだけがとがっててそんな正しさならいらないよ
35
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加祢
息白く見上ぐ空よりふり落つる雪は薄らに野辺を敷きゆく
24
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悠々
舞鶴は舞ふ雪ばかり父が里港低くに海鳥鳴きぬ
32
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半格斎
おくられし菜花のおひたし味わえば甘ほろ苦き房州の春
27
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たんぽぽすずめ。
誰からもメール無き夜にうたのわで拍手に拍手出来るしあわせ
25
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浅草大将
ひと知らぬ霞も花もからころもたつたの春の錦なりけり
22
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舞
寒椿雪国に住む貴女にも見せたきほどの赤い花咲く
13
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只野ハル
許さない人を許せなくて逃げ出したくなる夜俯いている
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