銀ねずのお気に入りの歌一覧
紫苑
ヴィオロンを操る指の節立ちて真闇の花火いまし弾けむ
9
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まるたまる
呪われた雨女にもほどがある台風の日の新しい傘
7
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原 沙良葉
抜群の効果を得られます けれど副作用として恋に落ちます
3
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原 沙良葉
ケータイが ふ る え た 暗い部屋の中「それ」だけが外とつながっている
3
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原 沙良葉
告白の練習台になっていた牡丹は今年も咲いているのに
5
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原 沙良葉
キ ラ キ ラ とほんとに音がしたんだよ僕のうしろで笑う君から
4
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原 沙良葉
食べ続けるゆきのまわりに散らばったアイスの木べらが墓標のようで
6
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原 沙良葉
左手の小指の内の青あざは多分、昨日の指切りの跡
8
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原 沙良葉
食っている食っているのだ父母の愛も時間もたぶん命も
13
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原 沙良葉
満月が流れ遠ざかる夢をみた 血液まみれのふとんの中で
1
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原 沙良葉
2分後に世界が終ると言われても反論できないような曇天
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水煮
ニコニコと吊るされているだけでもいい部屋に上げてよ雨の夜には
4
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京
夏は誰かが呼んだから来るらしい夏が好きそうな声をしてるね
2
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七色コイン
涙など流さぬ僕も 寂しさは 日毎に募る 「ごめん、ただいま」
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赤橙黄緑
ママにはね、見せてあげる。でもパパに、メールの内容言わないでよね
3
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赤橙黄緑
寝静まる部屋のカーテン。隙間から満月の使者、光は帯びて
3
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新田瑛
やさしさは罪なのですかやさしくてはいけないですか やさしいですか
5
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新田瑛
そのむかしくすぐりあっていた場所は綺麗な穴になっていました
6
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新田瑛
独りぼっちになってしまった それはそれはたくさんの花抱えたままで
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新田瑛
知ってるさ こんなに青い空だって明日の僕を覚えちゃいない
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