柊+のお気に入りの歌一覧
へし切
時は今 医の陣立てを遣らずして 来たる六波を如何で戦ふ
15
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ななかまど
山の端に陽の傾けば帰らんか小麦のルーのカレーなつかし
14
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滝川昌之
梅ジャムをせんべいに塗り駄菓子屋で思い通りの二十円なり
18
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横井 信
道端で雨に濡れてるつゆ草の見上げる空に飛行機の影
14
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灰色猫
妖し気に赤く浮かんだあの月は戦禍で燃えているのでしょうか
10
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び わ
彼岸花オシロイバナが道飾り小雨降る中吾を励まし
7
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KEN
傾きて それぞれの家 その窓に 明かり燈さむ 秋の宵月
13
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ひげじぃ
駅頭に時さかのぼりて降り立ちぬ 元気でしたか倖せですか
10
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へし切
藪陰にあるかなきがに隠れつつ水引草はくれなゐの花
19
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滝川昌之
むずむずと 鼻に届いた 芳香は マスクで薄れ なお金木犀
17
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詠み人知らず
目が悪く 知らない世界 眼鏡かけ クリアな世よりも 歪んだニュース
6
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へし切
斯くばかり自宅にひとり見放され捨てる命は悲しかりけり
14
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横井 信
草むらに黄色い蝶は迷い込むやさしい雨の降る秋の朝
15
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ななかまど
夕暮れて畑を去るとき秋の日の温み一つの南瓜を抱え
15
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ながさき
個々人の 生命をこそ 護るべき ありとあらゆる 手だてを尽くし
13
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タイム
なんとなく詠み辛くなり気がへこむ短歌の本を読んでみたのに
8
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恣翁
ドビュッシーのアラベスクこそ 木漏れ日の煌めきに似て 葉陰に揺るれ
9
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ひげじぃ
「大したことじゃない」と声張れば大したことになっている顔色
4
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へし切
照れる日の残る陽ざしに何思ふ赤ひといろの野辺の彼岸花
18
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御宿川蝉
古き家の垣根周りの彼岸花 群れて咲けども 寂しかりけり
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