詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
夏恋
抱きしめてあげたくなってしまうから君温める言葉贈るよ
16
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灰色猫
萌えいずる若葉の青に奪われて桜の花は輝き果てる
20
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吉野 鮎
逆上がり逹成感に紅潮の女兒の頬 初夏の風
16
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野々花
切りすぎた前髪笑う事もなく平々凡々過ぎゆく一日
17
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秋日好
逢引の妻問いの夜もシタイ夜も苦々しいとひとりふて寝す
12
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大獏
膨大な常闇に浮く星あかり マタタクヒカリ かがり火を焚く
6
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千映
母目線我が家の桜入らない下通るたび指さし教える
11
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林林
梅の枝の若葉の陰にちいさな実初夏の日差しに頬赤らめる
16
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林林
「たんま」して子らは躑躅の蜜を吸い翅を休める蜜蜂となる
17
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詠み人知らず
切り落とせし枝に流れる樹液見るとき木霊の泣く声を聞けり
26
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詠み人知らず
「あしたね」と返事をもらう嬉しさと不安にもなる明日はあるかと
14
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みろく
去る人に寂しと云えず長き文忍ばせ渡す出雲のお守り
34
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野々花
風はまだ生まれたばかりの匂いして私の肩にふわりととまる
27
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安井シンゴ
国道の静穏祈る道祖神 人影なしとて花は途絶えず
29
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大上
夏近く聞こゆ心地ぞ朧蝉一つ数へば堰を切るやう
11
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詠み人知らず
ねぇあなた 八方美人でないのなら 誰の満点が欲しいのですか?
14
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葱りんと
詠み人の 悲喜交々が 詰まってる 三十一文字の 歌は宇宙だ
21
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詠み人知らず
日常の中に溢れる幸せが壊れないやう、続きますやう
14
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卯月
見るひとの誰もなくともさくら花あるいは人の滅びたあとも
13
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西村 由佳里
やわらかなベンチに座って読んでいるいろんな人のいろんな日々を
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