詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
舞
明日また一日過ごし老いてゆくただそれだけの今日も過ごして
11
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舞
老いらくの恋などしたき夕暮れのひとこいさせる茜雲かな
14
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KEN
雨の後名も無き笑みを散りばめてくくみらの花秋の堤に
16
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聴雨
降り初めの雨音に心かたむけむ午前三時のまどろみの中
17
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詠み人知らず
涼風に運ばれし香の麗しや窓辺の頬に甘く秋桜
10
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び わ
五日間妻とドライブ寺社めぐり八〇才の誕生記念
10
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詠み人知らず
世界一 僕を好きだというあなた 神様ですか? 珍品好きの
12
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詠み人知らず
いっさいの苦しみを野へと放ち終え静かに哀しく迎え待つきみ
12
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西村 由佳里
キッチンに潜み続けた汚れたち覚悟しなさい布を手に持つ
6
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可不可
自慢する愚痴る泣きつく恋話の ホワイトボードみたいな私
9
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灰色猫
夏終える水を抜かれるプールから救出される誰かの初恋
15
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灰色猫
爽やかに素肌を冷やす扇風機お前はまるで草原みたい
16
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灰色猫
亡き父の衣装が眠るウォークインクローゼットにムシューダ供える
23
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詠み人知らず
見つむれば 案ずるなかれと言ふやうに 大きなる手が冷えし頬撫づ
15
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KEN
蔦まとい野石に歸る阿羅漢のたもとにひとついちしの焔
16
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秋日好
飲み物を許されぬ身でカフェに来て新聞を読む君の静けさ
19
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び わ
五十五(ごとご)年見知らぬ二人結婚し山坂越えて人生散歩
6
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KEN
ふぢばかまこの柄に散り心染めともに逝くかな刃拔く時
13
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詠み人知らず
過ぎてから視える心の裏表歩いて来た道振り返るとき
13
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恣翁
行燈に 朧に点る秋草に 撫子活けて 花器にしをらし
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