きりあのお気に入りの歌一覧
卯月
休日は掃除洗濯忙しく頭痛を口に出すのはやめる
6
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只野ハル
猫が傘差してたら似合いそうな雨の日に僕はぬれネズミだ
2
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只野ハル
今日の雨は嫌な事ばかり思い出させる悲哀の黴が生え出す
2
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只野ハル
代わり映えせぬモノトーンな日々の中で歌を失くしかけている
6
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さる
壁を這うつりがねかずら夏の陽に色あざやかなラッパ状の花
6
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高野鴨
凶報の 来るべしとは 知りながら メルトダウンに 魂消ぬる夜
4
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高野鴨
児と母と 無事ならんことを 祈りつつ 内部被曝の 検出を聞く
3
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狭霧
猫じゃらしじゃらし疲れて寝る我の目覚めし傍に猫眠りをり
5
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きさ
線香の小さな炎が消えた朝初めて知った祖母の温もり
24
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只野ハル
何気ないフリでローソンのけいおんコラボを買ってみたい
2
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はな
すき、きらい、すき、きらい、すき、こんなことしているうちに春など終われ
22
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酒井景二朗
血走つた眼を見開いて眞夜中にダメ人間が奏でるギター
2
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酒井景二朗
春だからダメ人間の指先を花の全てがすり拔けていく
2
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紫苑
雨だれに薔薇は深紅の砂糖漬けショパンを愛づる君が窓辺の
21
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まるたまる
一人だけ考え事が気に入らぬ一人で生きよと夫の怒り
9
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さる
ゆれうごく老いわがこころ不安ありその日暮らしの夏の道草
10
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おおみはじめ
水曜はバスが走っていないからいろんな店に寄付をしている
7
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まるえふ
アパートの窓にちらつく常夜灯磨りガラスの奥絡まるベージュ
4
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卯月
いい湯さえあれば言葉はいらなくて実現されしパクス・ロマーナ
4
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酒井景二朗
モテずして何の男ぞ地の底でうらやんでゐる妖怪我は
4
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